Pythonで作成したアプリケーションをGoogleAppEngine(GAE)環境下でバージョン管理する場合、いくつか注意点が必要です。
詳細は以下から。
GAEでアプリケーションのバージョン管理をするには『app.yaml』を使用します。
通常はバージョンを『1』にしておきます。
application: AppName version: 1 runtime: python api_version: 1
バージョン管理をする場合、『1.1』の様に管理を行いたいところですが、『app.yaml』の『version』には小数点を使用する事ができません。
バージョン指定子には、文字、数字、ハイフンを使用できます。
よって、『1-1-test』の様に指定します。
application: AppName version: 1-1-test runtime: python api_version: 1
異なるバージョンをデプロイしても、デフォルトのバージョンが自動で切り替わることはなく、手動で変更する必要があります。
変更はGAEの管理コンソールから行います。
管理コンソールの左側メニュー、『Main』内にある『Versions』をクリックし、デフォルトに設定したいバージョンを選択し、『Make Default』ボタンを押します。