APC(Alternative PHP Cache)とは、実行されたPHPスクリプトの中間コードのキャッシュや最適化を行う「PHPアクセラレータ」の一種です。
導入の方法などは下記の通りです。
PHPアクセラレータとは
サーバー上で実行されたPHPスクリプトの中間コードをキャッシュディレクトリに保存し、次回から同じファイルに対してアクセスがあった際に、そのキャッシュファイルを利用して処理を高速化するモジュールです。
「PHPアクセラレータ」にはeAcceleratorやXCacheなどいくつか種類がありますが、今回は「APC(Alternative PHP Cache)」を導入してみました。
インストール方法
今回使用した「さくらの専用サーバー」にはPECLがインストールされていなかったので、下記の様にインストールを行ないました。
yum install php-devel
下記の様に聞かれるので「y」を入力してエンター
Is this ok [y/N]:
続いて、下記のコードを順次実行していきます。
APCは下記サイトにて最新版を確認してください。
http://pecl.php.net/package/APC
wget http://pecl.php.net/get/APC-3.0.19.tgz tar zxf APC-3.0.12p2.tgz cd APC-3.0.12p2 phpize ./configure --enable-apc make make install
インストールが完了したら、「php.ini」の編集を行ないます。
「さくらの専用サーバー」の場合、「php.ini」がある場所はデフォルトで「/etc/php.ini」です。
vi /etc/php.ini
下記1行を追加して保存します。
extension=apc.so
Apacheの再起動後、phpinfo()でAPCの項目があるか確認します。
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