2013/04/04(木)から第3シーズンの放映が始まる『仕事ハッケン伝』の収録見学会に参加してきました。
詳細は以下から。
(画像はNHK 仕事ハッケン伝 公式サイトのキャプチャです)
NHKの新感覚ドキュメンタリー番組『仕事ハッケン伝』とは、
【もし今と違う仕事についていたら、どんな人生を送っていたのだろう。】
というコンセプトの元、タレントの方たちが今とは異なる業種に挑戦する番組です。
単なる『お仕事体験リポーター』ではなく、一社員として会社の中で人間関係を作りながら仕事に打ち込み、受け入れ会社側もタレントとして特別扱いせずに本気で指導するという『ガチンコ』な番組です。
今までは午後8時からの放映でしたが、今回からは午後10時からの放映になり、より大人向けな構成になっている様です。
『仕事ハッケン伝』の収録場所は渋谷駅から徒歩15分程の場所にある『NHK放送センター』。
近くには『NHKホール』や『みんなの広場ふれあいホール』などがあります。
収録前のスタジオ内はこの様な感じ。
スタッフの方々がテキパキと収録の準備をされていました。
収録用のカメラ。
カメラは地上に3台、クレーン型カメラが1台、計4台で収録。
こちらがカメラクレーン。
遠くにあるカメラを巧みに操る姿に感動しました、職人技です!
天井には沢山のライトが設置され、多方面から照らすことによって影の出難い空間が作り出されています。
スタジオの上に位置する『主調整室』も見学させていただきました。
英語ではmaster control room(マスター・コントロール・ルーム)と言う様です。
リアルタイムで放送されている番組も映っていました。
音が聞こえない環境なので、字幕表示もされていました。
再度スタジオに降りて来ました。
撮影前にカメラや機材の調整を行う為、代役を立ててリハーサルを行なっていました。
後にMCの中山秀征さんから伺ったのですが、セットの背景のこの部分は『スリットライト』と呼ばれるもので、ベタ明かりとは対照的な照明で、トーク番組で導入されるのは初めてではないか、と仰っていました。
MCの中山秀征さん、NHKの首藤奈知子アナウンサー、そしてサードシーズン第一回の出演者・吉木りささんの3名へインタビューをするお時間を頂けました。
番組には台本が無く、出演者の皆さんは収録中に流れるVTRが初見だという事にビックリしました。
初見のVTRを元に出演者の方々へお話を振り、ゲストの魅力を最大限に引き出す中山さんはやはりプロフェッショナルだなと思いました。
首藤奈知子アナウンサーが『中山さんが本当に凄いのは”喋る仕事”ではなく”聞く仕事”』と仰っていた事にも頷けます。
また、中山さんは『最近の若い芸人は真面目で利口、失敗しない』と仰っていました。
そして『もっと勘違い(失敗)していい。(成功する)そこまでの力は無くても、まずはやってみよう、と行動できる事が大事』とも仰っていました。
吉木さんの最初の印象は『アイドルだなー』という感じでしたが、収録中でカメラが回っていない時にスタッフから水を手渡された際『ありがとうございます』と会釈をしながら丁寧にお礼を言っている姿を見て、礼儀正しい人だと感じました。
吉木さんが『仕事では心配りが大事。皆が楽しくできる環境を作りたいし、ファンが喜んでくれる事が嬉しい。』と仰っていた事にも、素直に人柄の良さを感じることができました。
首藤奈知子アナウンサーは『仕事で日常生活の言葉がふと出てしまう事があるので気をつけている』と仰っていました。『マジヤバイ』なんて言葉が出たらそれこそマジヤバイ、と。
なので『日常生活が大事です』と仰っていました。
仕事に関する番組というと”難しい”という印象を持ってしまいがちですが、『仕事ハッケン伝』は見方を変えて面白さを伝えてくれる番組なので、特に若い人達にオススメしたい番組だなと思いました。
4/4に放映される内容ですが、吉木さんが仕事に真剣に打ち込む姿にドンドンと引き込まれていき、最後は感動のあまりウルッときてしまう内容でした。
第一回目の放送はNHK第一にて2013/04/04(木)の午後10時から、必見です!