先日参加したレノボ・ジャパン株式会社様の『ThinkPad 新製品発表イベント』で新製品の『ThinkPad Helix(シンクパッド ヘリックス)』に触れてきました。
詳細は以下から。
ThinkPad Helix(シンクパッド ヘリックス)
見た目はこの様に普通のノートパソコンです。
液晶は11.6インチで10点マルチタッチ対応のフルHD(1920*1080)IPS液晶を採用し、表面はコーニング社のゴリラガラスで強度面も安心です。
取り外した液晶はタブレット端末として使用する事が可能。
デジタイザーペン(スタイラスペン)も標準で付いており、本体に格納する事ができます。
デジタイザーペンはワコム社のデジタイザー技術を採用しており、2048段階の筆圧感知にも対応しています。
キーボード側はこの様な感じ。
キーボード部分は薄さ約8.8mmの薄い個体でありながら、『ThinkPad X1 Carbon』と同等のキーボード打鍵感を実現しています。
ThinkPadの特徴でもあるトラックポイント(赤ポチ)に加え、非常に滑らかな指触りのガラス製クリックパッドに5つのボタンを埋め込んだ『5ボタンクリックパッド』を採用しています。
画像の赤丸部分がボタンクリックを行える箇所です。
キーボードと液晶を繋ぐ端子部分はこの様な感じ。
液晶を外した後はこの端子部分のヒンジはロックされ、動かすことはできません。
ヒンジを閉じた状態で液晶を外す事によって、この様にコンパクトにしておくこともできます。
液晶部分の背面はこの様な感じ。
(逆さまにして撮影しています)
左側(逆さまにしているので実際は右側)にはUSB3.0端子とMini DisplayPortが1個ずつ。
右側(逆さまにしているので実際は左側)にはUSB3.0端子と電源コネクタが1個ずつ。
液晶を逆に取り付ける事も可能です。
レノボではこの形式を『スタンドモード』と呼んでいます。
この様にしてスタンドの様に用いたり、対面の人へプレゼンテーションなどを行うことができます。
この状態でヒンジ部分を開けることも可能です。
タブレット端末を冷却する為のファンが確認できます。
この様なスタンドタイプ(テントタイプ)で使用する事も可能です。
据え置き型では一番場所を取らない置き方かも。
キーボードをつけたまま、タブレット型として使用することもできます。
レノボではこの形式を『タブレット+(プラス)モード』と呼んでいます。
ディスプレイの開度は少し小さ目の125度。
ヒンジはコレ以上は開くことができないので注意が必要です。
今までの様に180度開いて対面会話したい場合はタブレットを外して逆向きにする事で対応できます。
ThinkPad Helix(シンクパッド ヘリックス)の感想
ThinkPad Helix(シンクパッド ヘリックス)はノートPCとタブレットの良い部分を盛り込みつつ、重量はタブレットのみで785g、キーボードドックを装着して1.61kgと、とてもスタイリッシュに纏められたウルトラブックでした。
タブレット部分はiPadと同等の重量で違和感なく使え、公称8時間駆動のバッテリー(キーボードドックを接続すると公称12時間駆動)は安心感もあります。
キーボードも良い方向に進化しており、この薄さで打鍵感を損なわないストロークを確保し、トラックポイントまで実装できるのは、さすがThinkPadブランドだなと感じました。
今後、多様化する利用シーンに柔軟に対応できる端末だと思います。
発売が楽しみです!
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